魚をモチーフとしたカードゲーム、「ととあわせ」で遊んでみました

魚グッズの紹介
DSC_0791

前回の記事にて、「ととあわせ」とは何か紹介させていただきました。


あらためて簡単にご紹介します。

コノシロ大好き

このように、和紙や千代紙でデザインされた魚のイラストが目を引くカードゲームです。

全12バージョンが販売されており、私はその中の「江戸前」版と「琵琶湖・淀川水系」版を持っております。

カードとしてのデザインが優れてのはもちろん、カードゲームとして遊ぶことができます!

遊びながら魚について学ぶことができるという優れもの。

主な遊び方は、以下のとおりです。

  1. ババ抜き
  2. 神経衰弱
  3. かるた

順番に遊んでみましょう!

ととあわせで「ババ抜き」をやってみる

まず最初にお断りしたい事項がございます。

ととあわせで取り上げられている魚介類の種は、1つのバージョンにつき30種を超えています。

実際に遊んでみるとわかるのですが、いきなり全部のカードを使って遊ぶと難易度がなかなか高くなります。

そのため、まずはカードを減らして遊んでみることをお勧めします。

今回は撮影の都合上、10種くらいにカードを減らしております。

では、「江戸前」版を使ってババ抜きをやってみましょう!

江戸前の魚は粋だ

ととあわせのカードは、2枚で1組となっているのが特徴です。

ババ抜きは、配られたカードからペアとなるカードを捨てていき、手札ななくなった者から勝ち抜けとなるゲーム。

そうなるとジョーカーが必要ですが...。

他にはお寿司のカードなどが入っている

ありました。このカードをジョーカーとして使いましょう。

裏面はかわいらしいキントキダイのイラスト

ジョーカーを混ぜてからカードをよくシャッフルし、通常のババ抜きの要領で配ります。

※わかりやすいように、見える形で並べています

すると、こんな風に色とりどりのカードが手元に来ます。

この中からペアとなるカードを探していきます。

慣れないと、この段階でかなり時間を使いますが、それもまた楽しいひと時です。

ホウボウは見た目に特徴があるので、ペアを探しやすくて助かる

上の写真だと、カジキ、ホウボウ、コノシロがそろいました。

そろったカードは捨てます。

わかりやすくするため、相手および自分のカードを見えるように置いています

ペアを捨て終わったら、いざ勝負!

通常のババ抜きと同様、相手のカードを交互に引いていき、ペアがそろったらその都度捨てていきます。

今回は妻と対戦しました。

間違いなく、絶対に私の方が魚に詳しいのですが、勝負の行方はいかに!?

お、おう

...負けました。

残念です。

カードが配られてすぐにペアを捨てるところはまだよいのですが、いざ対戦が始まってから、ゲーム中にペアがそろっているかどうかを確認するのは、なかなか頭を使います。

また、今回は2人で遊びましたが、これがさらに人数が増えた場合、そして使っているカードの種類を増やした場合、難易度は格段に上がるでしょう。

特に、左側のカードばかり手元にあるような場合が厄介です。

右側のカードには、下部に魚の名前が書いてありますが、左側にはそれがない。

そして、魚は大半が「魚へん」の漢字なので、左側のカードの上部の漢字は「魚」であることが多い。

そうなると手がかりが少なくて、最初はなかなか戸惑うかもしれません。

ただ、回数を重ねるとわかるようになってきます。

これが、遊びながら学習できるという点なのだと思います。

ととあわせで「神経衰弱」をやってみる

神経衰弱には「琵琶湖・淀川水系」版を使うことにしました。

アジは本当に調理法を選ばないんだよなあ

前述のとおり、「江戸前」版の場合、左側のカードの下には魚種名の記載がありません。

イサザは琵琶湖の宝物のひとつ

それに対し、「琵琶湖・淀川水系」版では、左側のカードの下部にひらがなで、右側のカードの下部にローマ字で、それぞれ魚種名が書かれています。

そのため、難易度としては「琵琶湖・淀川水系」版の方が簡単だと言えるでしょう。

裏面にはシジミが

神経衰弱なので、ペアとなるカードをよくシャッフルしてから、裏面が上になるように並べていきます。

自分の番が来たら2枚めくり、ここからペアとなるカードを探していきます。

カジカが2匹、かわいいな

1枚目、カジカの右側のカードが出ました。

次のカードは...?

ごめんなさい、めっちゃぶれてました

残念!オイカワでした。

この時、一度めくったカードの位置を覚えておくと良いのですが、その際には「めくったカードに描かれていたのが何の魚なのか」がわかっていないとうまく覚えられません。

そのため、左右どちらにも魚種名が明記された「琵琶湖・淀川水系」版を使いました。

慣れてきたら、「江戸前」版でも全く問題ありません。

魚へんに秋でカジカ。良い漢字だ。

今度はそろいましたね。

あとは通常の神経衰弱と同様に、ゲームを進めていきます。

神経衰弱は「記憶する」必要があるゲームなので、一度めくられたカードが何の魚だったか覚えておく必要があることから、ババ抜きよりも難易度が高いかもしれません。

使用するカードの枚数を増やすほどに、難易度は上がります。

慣れてきた方は、ぜひ一度「江戸前」版の全カードを使ってやってみることをお勧めします。

これは...頭を使いますよ!(笑)

ととあわせで「かるた」をやってみる

最後に、「江戸前」版を使ってかるたをやってみましょう。

事前の準備として、まずは左右のカードを別々にしておきます。

下が畳だと雰囲気が出る

そして、このように右側のカードのみ、見えるような形で並べておきます。

目線から判断するに、このお魚は後方が気になるようだな?

左側のカードの上部には、そのカードに描かれた魚の説明書きが載っています。

つまり、左側のカードが読み札となる訳ですね。

読み手役の人がその説明書きを読んだら、どの魚か判断して、並べられた右側のカードを素早く取ることになります。

「味が良いから」というヒント

こうやってそろっていればOK!

そろわなかったらお手付きとなります。

もしかしたら、かるたが一番難易度が高いかもしれません。

魚の特徴を耳で聴き、それに合ったカードを探すというのは、慣れないとなかなか難しいものです。

まずはババ抜きや神経衰弱をして、充分に肩慣らしをしてから遊ぶのが良いかもしれませんね。

かるた遊びをマスターする頃には、魚についてかなり詳しくなっているはずです。

ととあわせ、楽しく遊べる!

このように、ととあわせは楽しく遊べてなおかつ美しいという、魅力的なカードなのです!

将来的に、ととあわせを使って子どもと遊ぶ日が来たらいいなと、今から楽しみにしております。

また、全12バージョンで展開しているのも魅力的。

地元の水域のバージョンが出ている方は、地元の魚を知ることができる良い機会かと思います。

手元にあるだけでなんだかワクワクしてきますので、ぜひ一度お試しいただければと思います!

それでは、また。

コメント

タイトルとURLをコピーしました