はじめまして。ササキと申します。
私は現在、宮城県仙台市に住んでおります。
出身は岩手県盛岡市で、生まれてからずっと東北で暮らしております。
初投稿にあたり、まずは私の趣味である「ギター」と「魚」の話をしたいと思います。
エレキギターのカッコ良さ
私は14歳のときに、両親にフォークギターを買ってもらいました。
当時は路上ライブのブームが来ており、ゆずを筆頭に様々な路上ライブ出身のアーティストが大活躍されていたこともあって、フォークギターで弾き語りをやってみたくなったのです。
買ってもらったのはHeadwayというメーカーの1万数千円のフォークギターで、色はサンバースト、大きさは少し小さめのものでした。
ギターとしてはかなり安い部類に入りますが、当時の私にとってはまさに宝物で、時間を見つけてはずっとそのギターを触り続けていました。
エレキギターを初めて買ったのは、それからかなり経ってからのことで、私は27歳になっておりました。
初めて買ったエレキギターはテレキャスターで、ターコイズブルーの色合いの美しさに惹かれて購入したものでした。
エレキギターは、フォークギター以上に様々な形状のものがあります。
また、ボディに内蔵されたピックアップの組み合わせによるサウンドの種類も様々。
主要なものを挙げてみても、ストラトキャスター、レスポール、テレキャスター、ジャズマスター、ジャガー、ムスタング、SG...と様々なタイプの機種が挙げられます。
用途に応じて使う機種を決めていく必要があるのですが、エレキギターはこんなに種類があって奥深いものだとは知らず、最初の1本を決めるのにはとても時間がかかりました。
とはいえ、最後は見た目で決めたと言っても過言ではありません(笑)
気に入った見た目のものを持ち続けたい!と思ったことも一因です。
このテレキャスターを買った際に、他にも何本かのエレキギターを試奏させていただいたり、カタログでいろいろなギターを見たりもしました。
散々迷って、決めあぐねながらようやく最初の1本を購入しました。
この「迷った」という体験が、後々大きな意味を成していくこととなります。
魚の美しさ
私は幼い頃、水辺に親しむ機会がとても多かったです。
通っていた幼稚園や小学校のすぐ近くには池や川があり、住んでいた実家のすぐ側にも川が流れていました。
池には大きなコイが何匹も泳いでいましたし、盛岡はサケの放流が盛んなので、授業の一環として放流を体験させていただいたこともありました。
そういった経緯もあってか、私は小学生の頃から魚が大好きになりました。
もう30代も後半に入った年齢になっていますが、いまだに水が流れている場所に通りかかると、そこに魚がいないかつい覗き込んでしまいます。
魚が好きになると、図鑑で見るだけでは飽き足らず、水族館に行ってみたくもなり、自分で飼育もしたくなってしまいます。
実際に、両親に水族館に何度も連れて行ってもらいましたし、金魚やメダカ、ドジョウなどの魚を飼ったこともあります。
それからしばらくして、釣りを始めました。
釣りをやってもしも魚が釣れたら、その魚を手に取って、しかも生きている状態で見ることができる。
そう考えるだけでワクワクが止まりませんでした。
だから、初めて魚を釣った日のことはよく覚えています。
近所の川で、アブラハヤという魚を釣りました。
10cm程度のどこにでもいる魚で、釣り人からは外道としてあまり好かれていない魚なのですが、当時の私にとっては他の何にも代えがたい貴重な1匹でした。
それから今日にいたるまで、釣りは趣味として続けられています。
現在は海釣りがほとんどで、それも年に数回しか行けていない状態ですが、生きた魚を間近で見たいという衝動が抑えきれないときがあるので、どうしてもやめられません。
魚を見たくてたまらないのに釣りに行けないときは、近所のスーパーの魚売り場に行って、魚の顔を見に行くこともよくあります。
それだけでも充分楽しいのですが、やはり生きた魚を見るのが一番です。
日本の魚はとても美しいものが多いと思っています。
それも生きた状態であれば、鱗の1枚1枚が光り輝き、目も澄んでいて、ちょっとした芸術品のように感じられたりもします。
魚の美しさを他の製品に活かすことはできないのだろうか?
魚を見て、実際に触って、といったことを何度も繰り返しているうちに、ふと思ったことがあります。
「こんなにきれいなんだから、何か他の製品のデザインに取り入れたらいいんじゃないか?」
とはいえ、私は絵も描けませんし、ましてはデザインに関してはなんの知識もありません。
ただなんとなく、魚の体表の美しさを活かしたデザインの製品があったら面白いのではないか、と思いました。
どんな製品だったら合うだろうか?
そう思って少し考えてみましたが、なかなか良い案が思い浮かばず、すぐに諦めてしまい、しばらくこのことは思い出さずに生活していました。
きっかけはバンドのライブ映像
新型コロナウィルス感染症の蔓延防止の一環として、ここ数年は「おうち時間」が長くなっています。
ある日のこと、好きなバンドのライブ映像を見ていたときのことです。
そのバンドでギターを弾いているメンバーの方が、首から白色のギターを提げていました。
照明の色が赤や青、オレンジや緑色、そして黄色へと変化する度に、そのギターの色は光の反射により様々な色に見えたのです。
そのとき、頭の中に閃光のようなものが走りました。
「これは...、魚だ...!」
と、とっさにそう思ったのです。
そのギタリストの方が、首から魚をぶら下げているイメージが頭に浮かびました。
そして、エレキギターに魚の体色のデザインを組み込んだら、とてもきれいなのではないだろうか、と思ったのです。
エレキギターだったら、様々な色の製品が発売されています。
形状だって多種多様です。
私は人生で1本目のエレキギターとなる、ターコイズブルーのテレキャスターを購入したとき、選ぶのに数ヶ月もの間迷って決めあぐねてしまいました。
そういった経緯もあって、もし魚をエレキギターするのなら、その魚に一番合った形状や特性のエレキギターを選ぶ必要があるんじゃないか、と思いました。
これは掘り下げてみる価値がある。
そう考えたのです。
どうしても魚をギターにしたいんです!
魚をギターにしたい。
それからというもの、何をしていても頭の片隅にその気持ちがありました。
ですが、私は絵が上手に描けないし、デザインもやったことはない。
自信だって当然ありません。
それでも、やってみないことには、いつまで経っても魚をエレキギターにすることはできないんです。
なので、今できる方法で、魚をエレキギターにしていきたいと思って、このブログを始めることにしました。
少しずつ、やれる範囲で案を載せてみたいと思いますので、よろしくお願いいたします!
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