なぜ魚をエレキギターにしているのか

ブログを始めて3ヶ月ほどが経ちました。

これまでに掲載してきたフィッシュギターの数は、現在30種を超えております。

この調子で、50、100と数を重ねていきたいと思っております。

今回は、「魚をエレキギターにする」という試みを3ヶ月やってみて、①なぜこの試みをやっているのか、②どのような方針で進めているかという点についてまとめてみることにします。

なぜ、魚をエレキギターにしているのか

このブログを始めた動機については、最初の投稿にて述べております。

それを踏まえたうえで、なぜ魚をギターにするのかについて端的にまとめると、以下のとおりです。

  • 魚もギターも「曲線が特徴的」
  • 魚もギターも「様々な形状がある」ゆえに、自分に合ったものを「選べる」
  • ギターに置き換えることで、魚に親しみやすくなるかもしれない

順を追って説明します。

魚もギターも「曲線が特徴的」

シログチ。いかにも魚らしい、流線型の体形

魚は泳ぐ際に水の抵抗が少なくて済むよう、流線型の体形をしているものが多いです。

ウナギやアナゴなど、一部例外のものもいますが、曲線が特徴的であることに変わりはないでしょう。

Myギター、YAMAHAのSGV300。独特なフォルムながら構えやすい

対して、ギターもほとんどの機種が曲線のボディをしています。

曲線のおかげで、構えたときに体にフィットして安定しやすいのです。

魚のデザインを他の何かの製品に活かそうとした場合、この「曲線のフォルム」というのが重要だと思っており、エレキギターはその要件に合致していると言えます。

魚もギターも「様々な形状がある」ゆえに、自分に合ったものを「選べる」

欲張りな盛り付け

例えば、その日の夜に魚が食べたいと思ってスーパーに行った時、こんなことを考えることがあります。

「そういえば、家に冷凍サバがあった。でも、今日は鮭を焼いて食べたい気分だから買って帰ろう」

最初にスーパーに行った時には、ただ単に「魚が食べたい」とだけ思っていたはずですが、よく考えたらこの日は「鮭が食べたい」気分だったのです。

魚だったらなんでもよかったわけではないのです。

この場合、サバは鮭の代わりにならなかったということですね。

魚を食べる行為には、その日の一番を選んで決めるということができるという利点があります。

それだけ、たくさんの種類の魚が流通しているのです。

数々の魚種の中から、自分にとっての一番を決める。

これは食べるという場面だけに限らず、観賞や釣りを目的とする場面でも同じです。

魚は世界に数万種類もいると言われていますから、自分が一番好きな魚を決めようとした場合、それだけたくさんの選択肢があるのです。

一方で、エレキギターはどうでしょうか。

エレキギターを購入する際は長考を要します。

その理由は、エレキギターは形状やピックアップによって音質が異なり、自分のプレイスタイルに合ったものを選ぶ必要があるからです。

多くのミュージシャンが、ライブ中、曲ごとに使用するギターを持ち換えているのはこのためです。

音楽においては、「この曲にはこのタイプのギターの音の雰囲気が合うから」という細やかなこだわりが必要なのです。

かつての様子。テレキャスターが2本。

本た、同じタイプのギターを数種類保有することもあります。

同じタイプのギターだから同じ音がするわけではなく、メーカーの違いやピックアップの違いによって音は大きく変化します。

全く同じ機種であっても、弾き比べると個体差があったりします。

だから、自分にピッタリくるギター選びは難しいのですが、膨大な中から選べるというのは楽しいことでもありますね。

この特性が魚と合致しているように思います。

ギターに置き換えることで、魚に親しみやすくなるかもしれない

アユ×ジャズマスター。ジャズマスターやジャガーのフォルムは、もう魚にしか見えない。

魚は数多くの種が生息しており、それぞれが食性や生息環境によって独自の進化を遂げています。

それぞれに個性があることから、私は魚について調べるのを面白く感じています。

なので、今まで魚に全く興味がなかった人でもなんとなく親しみやすくなる方法があれば、魚をより身近に感じられるようになるのかもしれない、と思っています。

エレキギターに置き換えることによって、音楽に関心がある人に「変わったデザインのギターだ」と思っていただけるかもしれません。

魚にもギターにも興味がなくとも、カラフルなギターのイラストが並んでいたら目に留まるかもしれません。

現在、ブログ内に「カタログ」というページを作っております。

そのうち、魚種別」は「魚の図鑑」、「ギターの種類別」は「ギターのカタログ」のイメージとしています。

図鑑やカタログを眺めている時間というのは、たとえその分野にあまり興味がなかったとしても、それなりに面白いものなのかもしれません。

専門家でなくてもなんとなく楽しめる、ということも重要なように思います。

以上のような点から、私はこの試みを続けております。

次回の更新にて、②どのような方針で進めているかについてまとめてみたいと思います。

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