中野鮮魚店さんの未利用魚セットを購入しました!(2022年11月・調理編)

日記
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11月下旬に購入した中野鮮魚店さんの未利用魚セット。

少し間が空いてしまいましたが、今回はその調理編をお送りします!


食べられるだけ刺身で食べたい

まずは、今回入れていただいた魚たちを振り返ってみましょう。

アカヒメジ×2、シマアジの若魚、イカ、サバ、ヤマトカマス、アカカマス、ギンガメアジの若魚、カゴカキダイ、イサキの若魚(ウリボウ)×8、アカマツカサ、ホウセキキントキ×2、イトヒキアジの若魚、ニセタカサゴ(グルクン)、タカベ、ダツ、ニザダイ。

これだけたくさんの魚が手に入ったら、なるべく刺身で食べたくなるものです。

なので、未利用魚セットが届いた初日と2日目は、つい刺身でばかり食べてしまうのはご愛嬌。

大皿にあれもこれもと盛り付けてしまう

左上からシマアジ、ギンガメアジ、カゴカキダイ

右上からダツ、ホウセキキントキ

という5種盛りです。

シマアジは小さくとも、やはり美味しい!

小型なので脂が弱くとも、身の適度な硬さが、心地よい清涼感を伴います。

ギンガメアジも美味いですね。

適切な表現ではないかもしれませんが、「ジェネリックのシマアジ」みたいな感じもあります。

カゴカキダイは脂が良く乗っていました!

味の良さが認知され始め、じわじわと人気が高まってきている魚です。

生食だと脂の甘さが良く伝わりますね。

ダツは小骨が多い魚ですが、尾の方の身には小骨が少なく、刺身にすることができます。

旨味はあまり強くないですが、爽やさとモチモチとした食感はなかなか癖になります。

キントキは密かな実力者といった印象を受けました。

こういう癖の少ない白身の刺身って美味いんですよね。

小さな魚の刺身は下ろすときに気を使うなあ

アカマツカサとホウセキキントキの刺身。

どちらも10cmに満たない個体だったので、さばくのは気を使いました。

アカマツカサの鱗は大きくて硬いのですが、うろこかきで根気よくこそぐときれいに落とせます。

反対に、キントキの鱗は細かく、きれいに落とすのが大変。

なので、キントキは鱗を取らずにそのまま3枚におろし、その後で皮を引いて刺身にしました。

この2種だと、アカマツカサの方が、以外にも脂が良く乗っておりました。

アカマツカサの方が少しねっとりとしており、キントキはジャキッとした歯触りが残っています。

小さな魚でも、根気よく刺身にすると発見があるものですね。

もちろん加熱調理でも

油は想像の倍入れた方がいいかも。いや、もっと入れてもいい。

加熱調理でももちろん美味しい。

まずはアカヒメジ。

南方の鮮やかな魚ということもあって、なんとなくイメージしたのがバター焼きでした。

沖縄ではいろいろな魚をバター焼きにしますよね。

あのイメージで作ってみることにしました。

フライパンに油を少し多く敷き、下処理して塩コショウを振ったアカヒメジを乗せて揚げ焼きに。

そこに少量のニンニクを入れ、両面がいい感じに焼けたらバターを投入。

最後にネギを加え、香りづけにしょうゆを少し。

これがまたごはんによく合うんですよ!

皮目の美味しさが引き出されており、身はしっとりと仕上がっています。

ニンニクとバターの香りは食欲を誘います。

ネギとしょうゆが入っているので、ご飯のおかず向きの味になっているのがいいですね。

しょうゆを入れず、ネギではなくパセリを使って作ったら、また違った感想を持ったはず。

バター焼き、今まであまり作ってこなかったけれど、すごく美味しいな。

また作ろう。

皮を下に置くと、何の魚かがわかりづらいな

サバは味噌だれに漬けてから焼きました。

なんちゃって西京焼き風。

脂の乗りは適度でしたが、旨味は抜群! 良いご飯のおかずになりました。

見たことがありそうでないような、そんな雰囲気

グルクンとダツの胴の身(1/3サイズ)は、シンプルに塩焼きにしました。

グルクンは身離れがよくて食べやすく、脂も適度にあります。

少しだけ水分の多い身質なので、唐揚げにして食べる方が一般的なのかもしれませんが、塩焼きでも大変美味しく食べることができました。

ダツは脂の乗りが少ない魚なので、加熱するとどうしてもパサついてしまいます。

ただ、この味わいは個人的に好き。

私はサヨリと言う魚が大好きなのですが、ダツとサヨリは同じダツ目ということもあって、体形がよく似ています。

ダツを焼いて食べると、バカでかいサヨリを焼いて食べているような感覚になるのも素敵!(笑)

サヨリには敵わないものの、美味しく食べることができました。

別枠で紹介したい魚がいる

こうして未利用魚セットの魚を、日々少しずつ、楽しく食べておりました。

冷凍しているものがもう少しだけあるので、あと数回食卓で楽しむことができそうです。

さて。今回紹介していない魚の中で、どうしても別枠で記事にしたいものがあります。

それはこちら。

ただならぬ風格

そう、ニザダイ。

この魚は磯臭さが強いと言われており、釣り人からはあまり好かれておりません。

この魚を食べるのは実は3回目で、自分でさばくのは2回目となりました。

果たして、その味わいの方はどうだったのか? 次回の記事にて紹介したいと思います!

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