未利用魚

中野鮮魚店さんの未利用魚セットを購入しました。秋の美味しい魚が勢ぞろい。今回は調理編です。初めてさばく魚もたくさんおりますが、まずはシンプルな方法で食べていきたいと思います。食べ比べると、味わいの違いが如実に感じられるのが面白いところです。

秋になって初めて、中野鮮魚店さんの未利用魚セットを購入してみました。今回も初めて会う魚たちの数々に胸が躍りました。いつか手にしてみたいとずっと思っていた魚も数種類入っておりました！今回は開封の様子を記事にしております。

先日、塩釜港でのサビキ釣りで手に入れたコノシロ。小型が好まれ、大きくなると人気が急落することから「『逆』出世魚」などと呼ばれることも。でも、果たして本当にそうなのでしょうか？今回は、コハダ、ナカズミ、コノシロという3サイズの個体が釣れたので、食べ比べることにしました。

スミクイウオという魚。見た目はムツの子に似ていますが別種の魚。漁獲された際に鱗は取れており、身質は柔らか。こういう魚は煮付けるのが好きなので、甘辛く煮付けてみました。

アカマツカサは温暖な海域に住むキンメダイ目の魚。一方、チカメキントキはスズキ目キントキダイ科。種としては程遠い2匹の魚ですが、どちらも体色が赤いという共通点があります。煮付けにして食べ比べてみることにしました。

カゴカキダイとハタンポ。どちらも小型種で、釣りの対象魚でもありません。しかし、その食味の良さには驚かされます。以外にも万人向きのおいしさ。これからさらに、食材としての評価を上げていく魚かもしれません。要注目です。

未利用魚セットに入っていたシラコダイ、チョウチョウウオ、カゴカキダイ、タカベ。どれも温かい海に住む小さな魚たちですが、食べてみるとしっかりとした個性を感じられます。

今月も、中野鮮魚店さんの未利用魚セットを購入することができました。今回は調理編です。初めてさばく魚がたくさん。特に、毒針を持つアイゴをさばくのは非常に緊張しました。そうしてできた料理に舌鼓。

規格外であることや、まとまって獲れないなどの理由から流通に乗らない「未利用魚」と呼ばれる魚たちがいます。美味しいものも多く、未利用魚は近年注目されてきております。先月に引き続き、中野鮮魚店さんの未利用魚セットを購入してみました。